道路幅が狭く、交通量も多く作業スペースを確保できない地区に
地中構造物を埋設したいのですが。
関電工には、2002年に第4回国土技術開発賞を受賞した「ゼロスペース工法」という技術があります。「ゼロスペース工法」とは、開削工事における道路上の掘削幅を縮小する技術であり、マンホールなどの地下構造物を構築する際、従来ではコンクリート打設用外型枠の設置・撤去のための作業スペースとして、片側で80〜90cmp程度のスペースを必要としたものが、このゼロスペース工法を適用することによって、当該作業スペースをほぼゼロに近づけることを可能とする施工技術です。このゼロスペース工法を適用することによって、「工事現場の規模を小さく(省スペース)」「工事施工を早く(工期短縮)」「環境にやさしく(発生土等の抑制)」「工事費用を安く(コストダウン)」などの効果が生み出され、工事に伴う環境への負荷低減が実現されるため、数多くの工事物件に適用され幅広い分野で高い評価を得ています。
農業用地に箱形暗渠等の地下構造物を施工したいのですが、
作業ヤード縮小・掘削発生土抑制に優れた技術はありませんか。
「ゼロスペース工法」は、農業用水路工事の分野でも掘削幅縮小・環境負荷低減・作業ヤード縮小・掘削発生土抑制等の優れた点を評価され農林水産省よりの受注実績もあります。
管路式のトンネルで、安価な覆工材や施工方法はありませんか?
(株)東京電力と関電工で開発したスリムライニング工法をご検討ください。
スリムライニング工法は、推進機を改良したトンネル機械により掘削を行い、軽量な覆工体「スリムライニング」を組み立ててトンネルを構築するため、工事費のコストダウンが可能です。
また、止水については、従来のシール材より安価なベントナイト系シール材を用意しており、一般のトンネルの止水についても、コストダウンが図れます。
高圧ケーブル引き込み用の電線管路を地下に敷設しようと考えていますが、地下には複数の埋設物が輻輳していて、地上を掘削して電線管路を敷設することが困難です。なにか良い方法はないでしょうか?
関電工が開発したアリトン工法は、管内径700mm以下の管を、推進機を用いて遠隔操作により管を敷設する工法で、掘削を必要とするのは、推進機を設置する発進立坑および管が到達する到達立坑のみです。
アリトン工法の設備は、推進機をはじめ、全てが簡易になっており、設備全てを立坑内に収納できるため、工事による通行止等、交通規制上の問題も最小限に抑えることができます。
また、掘削量が減少することで、工期も短縮でき、大幅なコストダウンが図れるとともに、騒音振動もほとんど発生せず、環境にやさしい工法です。

電力ケーブル用のマンホールは、既に設置されており、高電圧受電をしていますが、ビルの増改築に伴い、マンホールからの供給ルートを増やしたいと考えています。この場合、別のマンホールを作って新たに供給ルートを確保しなければならないのでしょうか?

推進機投入状況(首径750mm)マンホール内の状況、大きさにもよりますが、アリトン工法で使用する推進機は8機種あり、このうち3種類は、マンホールの首(750mm)から、推進機本体並びに付帯設備を投入することが可能で、こういった供給ルートの増設等、狭い場所での施工も可能です。
急カーブや急勾配の所にも対応可能な、トンネル内への配管を効率的に
行う方法はありませんか?
トンネル内に敷設したレール上を、管受け台に積載しユニット化した管材を順次引き入れることにより、管路を構築する関電工の新技術「トンネル内機械式配管工法」をご採用ください。
従来は狭いトンネル内での手作業は、効率性や安全性の面で改善を求められる環境にありました。けれども、直線部や曲線部を一括で機械式配管可能な工法の開発により、作業効率の向上、コスト削減、および作業環境改善を図れるようになっています。
過去の施工実績には、曲率半径19mの急曲線、21.6%の急勾配における施工実績があります。
国土交通省や地方自治体が実施している電線共同溝(C.C.Box)の
施工実績はありますか?
関電工は、地中電線管路業者として50年以上の豊富な経験と実績に基づき、複雑で多条数の曲線配管技術を要する電線共同溝工事を多数受注しております。また、地中電線管路業者として最終形態(ケーブル引込み、地上機器等)を考慮した調整をスムーズに実施し、お客さまへの電気供給工事を併行して施工できるので、再掘削防止と工期短縮が可能です。
<過去の主な施工実績>
・永田町電線共同溝工事(東京都港区)
・我孫子電線共同溝工事(千葉県我孫子市)
・白幡別所電線共同溝その2工事(埼玉県さいたま市)
・南花島電線共同溝工事(千葉県松戸市)
・安浦電線共同溝工事(神奈川県横須賀市)
交通量が激しく、住宅が密集している地域で大型管の敷設を考えています。しかし、敷設ルート上に道路幅の狭い交差点があり、この交差点部を規制し大型管の敷設を行うと、地域住民の方々への迷惑度も大きくなるばかりでなく、大変な交通渋滞が発生することが予測されます。交差点部を掘削せず、大型管を敷設する良い方法はないでしょうか?
関電工は、平成12年に管内径1200mmの管を国内最小となる曲線半径12.5mの超急曲線施工を高精度に成功させています。
対象となった工事は、電源用管路を敷設する工事。工事区間の一部が幅の狭い幹線道路であり、途中にマンホールを設置すると通行止めが必要となることなどから、超急曲線施工を実施したものです。
当社は、長距離急曲線施工も容易に施工できる泥濃式推進工法を採用し、推進機の改造や測量方法を工夫するなどして、わずか2cmの誤差で超急曲線施工を実施しました。
従来、幅の狭い交差点等では、通行止めをして管の敷設を行ってきましたが、この実績により、狭隘な交差点などでも地上を掘削せず管を敷設することが可能となりました。

