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プロジェクトの中でのそれぞれの役割を教えて下さい。
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営業担当
私はこのプロジェクトの受注に至るきっかけ、導入部のところを作り込んでいった立場です。お客様のところに頻繁に通って情報収集したり、関連する設計事務所さんやゼネコンさんと情報交換したり。設計担当者と共に、これまでもお客様のいろんな工場に関わってきたので、このプロジェクトには、社内の“チーム”という意識で一緒に臨みました。
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設計担当
私は、お客様の様々な要望を図面化していく、更に自分たちが施工できるような設計図に仕上げていくことが仕事です。お客様の工場に対する独自のこだわりを直接聞いて、現場に伝えていくという意味では、お客様との間の総合的な窓口と言ったほうが良いかもしれません。それを実際に形にしてくれるのが現場代理人と施工担当者たちです。
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現場代理人
私は、関電工社員と協力会社合わせて総勢25人ぐらいで現場の施工を担当しています。お客様との調整、協力会社との調整など、施工全般に関する責任者として現場に詰めています。いわゆる現場代理人ですね。関電工は検査棟という工場棟と各棟のインフラにあたる電力供給工事を担当していますが、施工担当者には検査棟を中心に見てもらっています。
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施工担当
現場には協力会社の各施工担当もいらっしゃるので、僕の役割は、その全体的なバックアップや安全書類整理、設計図から一部変った部分の設計の直しなどがメインになります。本プロジェクトについては、前の現場で、先輩からとにかく現場の規模が大きいと聞いていたので、どんな現場だろうといろいろ期待に胸膨らませながら参加しました。
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設計担当
関電工が担当する検査棟だけで18万㎡くらいあるからね、今回はかなり広い。
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現場代理人
金額も今まで扱ったことのない規模だし、現地は地平線が見えるような広大な敷地(笑)。
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営業担当
お客様の今後の主力工場になる訳だからね。私はやっと現場が順調に動き出してホッとしているところ。最近は、ほとんど現場代理人と施工担当者たちにお任せだね。
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設計担当
今は、皆で会うのは週一回のミーティングくらいだよね。もともと自分が所属していた支店なので施工担当者たちも知っているし、お互いのはやり方も分かっている仲間なので(笑)。

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このプロジェクトで印象に残っていることを聞かせてください。
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設計担当
こんなに大きな現場は初めての経験だから、インパクトあったのでは?
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施工担当
やはり現場の規模の大きさには驚きましたね。それまでは10人ぐらいの職人さんで動かすような現場でしたが、今回の工場のように何社も関わっている大規模な現場だと、幾つもの現場を経験せずとも、一つの現場だけでいろんな職人さんたちのやり方が学べますね。そういう意味では良い経験になっていると思います。
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営業担当
私と設計担当者は、最初の提案の段階から関わっているから、印象に残っていると言えば、途中、リーマンショックの影響でプロジェクトが一度延期になったことになるかな。
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設計担当
あのような中断は、私も長いことやってきて経験したことがなかった。長い年月を掛けて苦労して用意してきたのに、参ったなという感じでしたね(笑)。
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営業担当
製品のコンセプトが変わったり、生産機器が変わったりすると、それまで書いた図面は使えなくなるからね。営業としては図面を早く現場サイドに渡して、後はよろしくって言いたいけど、なかなかそうならなかった(笑)。
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現場代理人
東日本大震災が起きた時も、少しストップしましたしね。
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設計担当
お客様は世界を相手にしている企業だから、いろんな社会情勢に非常に敏感。ようやく軌道に乗ったと思っても、すぐに変更が出て1から検討し直しというのは常にある。それについていくには、素早い対応が必要だと痛感したね。現場代理人・施工担当の2人は再開後の参加になるけど、印象的なことは?
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現場代理人
東日本大震災直後の耐震基準の見直しですね。それに合わせて施工も変わりましたから。建物をトータルとして考えた場合、天井内に補強を入れようとするだけで、電気設備工事はもちろん、建築や空調衛生設備、いろんな面に影響が出ますので、設備が収まり切らないといったことに対応するのは大変ですよ。引渡しも迫ってきているので、最近は焦っていますね(笑)。
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設計担当
私の場合、一番印象的だったのは、最初の中断後の再契約になるかな。4つの工区のうち一番大きな棟とインフラを任せていただいた時は素直に嬉しかったね。
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営業担当
多くのライバル会社が参入する大きなプロジェクトの中で、関電工として何を本気で取りたいかという時、それはメインの棟とインフラだったので、目標をそこにして正解だったと皆で喜び合ったことは確かに良い思い出だね。

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プロジェクトの一員として心掛けていることを教えてください。
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現場代理人
まずはお客様に満足していただけるものを作りたい。現場では、お客様が絶対に譲れないところもあれば、こちらも “ここは少し妥協していただけませんか”という部分もあるので、コストや施工の事情等との折り合いをつけるのが難しいですが(笑)。その思いを施工スタッフにどう伝えるかという部分では、普段からコミュニケーションを取っていくことを大事にしています。自分の仕事は人と巧く話していくことがメインかなと思っています。
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施工担当
僕も現場代理人と同じく、各作業班とのコミュニケーションは心掛けていますね。建物が幾つもある中で、環境、広さ、階層、必要な部材など、いろいろ条件が違いますので、それぞれに合った対応ができるよう、職人さんや担当者の方と細かい話をして、例えば台車1台の配置にしても不満が出ないように調整しています。現場全体の小さな柱のような存在になって、現場代理人や先輩施工担当者たちの少しでも支えになればという考えで取組んでいるところです。
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営業担当
二人と立場は違うけれど、情報の共有化を大切にしているという点では似ているかもしれない。私の場合、現場が動き出してからの役回りとしては、現場がうまく回っていくよう橋渡しすることだから、心掛けていることと言えば、皆が気にしている不満はないか、普段のざっくばらんな会話から拾い上げ、皆が円滑に作業できるように情報を流していくことだと思っている。その辺、設計の立場ではどう?
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設計担当
私は物事を決めていく最初の段階から、お客様と打ち合わせしているので、お客様の“これはどうなる?”といった疑問に即座に答えてあげたいというスピードの部分になるかな。加えて、多くの変更があるので、“何故こうなってるの?”と考えたときに、情報がブレないよう“最初はこうでしたね。途中にこんな経緯があってこう変えましたよね”としっかりそれまでの流れを把握しておくことが重要になります。
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現場代理人
学生さんは、私たちの仕事に対して“現場で汗水垂らして”というイメージがあるかもしれないけど、ちょっと違うんですよね。それよりお客様と折衝する、協力会社や業者さんと調整する、そういうコミュニケーションが中心になる。
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施工担当
その辺、入社してから分かったというのはありましたね。
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設計担当
私も最初は何をやっているのか知らなかった。
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営業担当
それは私も同じ(笑)。

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こうしたビッグプロジェクトに携わることの醍醐味は何でしょう?
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現場代理人
私からすると、このプロジェクトは始まったばかりで、まだ山の麓という感じですから、今後いろいろ醍醐味を感じる部分が出てくるかなと思っています。
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施工担当
先輩が山の麓なら、僕はやっとその近くまで来たという感じなんですけど(笑)。
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設計担当
現場の人が目で見て達成感を感じるのは、やはり照明が点くという瞬間だろうね。
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現場代理人
確かに今回の現場はとにかく広くて、工場エリアだけでも1辺が400mくらいありますから、そこに何百、何千の照明が一斉に点く時は壮観でしょうね。電気工事をする立場としては、それを楽しみに頑張ります(笑)。
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施工担当
これだけの大規模な現場ですから、かなりの経験を積んできた人も多く、年上の人も多い。僕としては、そうした方たちと年齢関係なしで、仕事以外のコミュニケーションも取れるという部分は面白く感じています。
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設計担当
小さな案件は、極論すれば一人でやろうと思えばいろいろできてしまう。ところが大きなプロジェクトはやることが多過ぎるので、他の人ができることは全部任せて、自分は自分のできることに集中するしかない。すると逆に任せたことでその繋がりが信頼に変わり、違う職種の人や他の立場の人にも広がっていくんですよ。自分の枠がどんどん広がるというか、大きな物件になればなるほど、そうした感覚を味わえるのが醍醐味かな。
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営業担当
そうだよね。単に個人だけの喜びというより、皆で頑張ったという心地よさを味わえるところは、大きなプロジェクトならでは。
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現場代理人
規模が違えば、人もお金もモノも大きく動く。その流れを私たちが作って動かしていく訳ですから、上手く行った時は達成感も格別なのは間違いないですね。
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営業担当
関電工の仕事は、六本木の再開発やスカイツリーに携わったり、話題性のある街づくりに参加するチャンスがたくさんある。全ての人がそうという訳でもないけれど、そこは自分の気持ち次第なので、可能性を求める人、まさに自分の「Can」を追求する方にとっては、関電工はそのステージに立つことができる最高の会社だと思います。








