電力設備部門 K.H

組織力で
自分を磨く。

前職:小規模 電気工事会社
電力設備部門
K.H(2015年入社)

転職の動機

関電工に入社する前は、小規模の電気工事会社を自分で経営していました。会社設立10年目を迎えた年に、会社の経営状況や今後の自分のキャリアを総合的に考えた結果、転職を意識し始め、関電工に入社したのが2015年です。入社前から、どんな仕事をするかは一通り理解していたつもりでしたが、関電工で働いてみると、そのスケールの大きさを日々感じています。これまで通り自分の仕事を丁寧にやるだけではなく、チームの他の方の仕事ともバランスをとりながら、全体の作業工程を調整することが求められます。そのため、朝礼や午後、夕方など、細かに、各自の作業チェックを行います。これまでは部分的なところしか見えていませんでしたが、全体を見ることで、効率性なども考えるようになりましたし、自分の仕事の影響力を感じることが嬉しくもあります。

組織力の強み

以前より分かっていたことですが、関電工は大きな会社です。私は、入社してそれほど期間が経っている訳ではありませんが、組織の厚みを感じています。電気工事に関してはそれなりに経験のある私にも、知らないことや経験したことのない仕事がたくさんあるということが分かりました。そういった未知の領域を、関電工の諸先輩方は経験していますし、知っています。これは私にとってとても頼もしいことです。近くにその知見を共有してもらえる環境があるのです。一人でやっていては、自身の経験や知識の幅はたかが知れています。「まだまだ自分には知らないことがある」と思えることは、自分の成長を実感できることでもあります。この歳で謙虚になれました。それが関電工に入社して一番の収穫です。

技術伝承

私が経験したこと、見聞きしたこと、失敗の中で学んだことを、できる限り若い人に伝えられたらと思っています。施工管理の仕事は、チームですることが多く、先輩に聞けばもっと効率の良いやり方を学ぶことができます。1日の中で何度も会話をするように心掛けていますが、一方で年齢の離れた者同士のコミュニケーションは、そんなに簡単なことではないとも心得るようにしています。伝えたことがそのまま伝わることは少ないと思うので、だからこそ、根気強く声を掛け合って、「良い職場環境」をつくることを怠ってはいけないと心に決めています。私にできることを伝承していくことで、影ながら関電工という組織に貢献することができたらと思うのです。