天海佳大 Yoshihiro Amagai2016年入社 建築設備科卒建物内で使われる水や、室内の空気を温めたり冷やしたりするのに必要な設備を作るのが、空調・給排水設備工事の技能職の仕事です。「空調工事」では、機器の吊り込みやダクト敷設などを行い、「給排水工事」では、スリーブやインサートの墨出し・取り付けから給排水配管の敷設、洗面器やトイレの便器などの器具の取り付けまで行っています。作業をする上で求められるのが、図面の内容をしっかりと理解する力と、それを自らの手で形にするスキルです。そして、工程通りに作業を進めるため、自分たちの工事以外の他業者の作業スケジュールを把握し、調整する必要があり、コミュニケーション力が問われる仕事です。とにかく負けず嫌いで、何でも1番が好きな性格です。難しい作業でも「大丈夫です。出来ます」と、前向きな返事で引き受ける、超が付くほどの体育会系ですね。また、一生懸命仕事をするので、この若さで現場の技術職社員からも引っ張りだこの存在です。そして、後輩の面倒見も良い親方肌。まだまだ勉強することや経験することが沢山ありますが、持ち前の負けず嫌いの性格と責任感で、近い将来、立派な作業長に育ってくれるはず。きっと周りからも信頼され、後輩からも慕われる人間に成長してくれると思います。12空調・給排水工事先輩の声負けず嫌いと責任感をベースに、きっと立派な作業長へ。大谷健二 Kenji Otani1990年入社 機械科卒絶えず挑める日々の中で技能を磨き続ける。日々作業をしていると、経験のないことの連続で、毎日が挑戦だと感じています。また、工事は全てが思い通りに進むわけではなく、ときには他業者の方と話し合いをするような調整が必要になることもあります。そういった過程を経て、実際に建物が完成し、自分が取り付けたトイレや洗面器に水が流れた時、また、空調機器が無事に機能した時は、「ここまで頑張ってきて良かった」という感動で満たされます。そして、「次もやってやろう」という強い想いが芽生え、モチベーションが途切れることはありません。今後の目標は、どこまでも技能を高め続けること。そしていつか作業長となり、自分が先頭に立って後輩を指導していくことで、最強のチームを作っていきたいです。屋内線・環境設備部門技能職図面を具現化することで建物内の環境を快適に空調・給排水工事
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