ドローンを活用したロープ延線作業

施工困難なエリアにドローンを活用

遠隔操作や自動制御で飛行する小型無人機「ドローン」は、急速な技術の発達により、活用する企業が、建設業界でも増え始めています。当社では、平成28年度から活用に向けた研究を本格的にスタートいたしました。

建設業界では、工事現場の空撮、測量や資材運搬などに役立てられており、施工管理の精度、作業効率や安全性の向上などにつながると期待されています。当社での活用分野は施工/点検調査/運搬/管理の4つに分けられ、実際に施工現場に導入した事例として、電線などの延線作業で人力では非常に労力が大きくなる場所に採用いたしました。

鉄道線路をうかいするため、山中の電柱を経由して配電線を敷設した事例ともう一つは、幅130メートルの河川をまたいで通信ケーブルを敷設したケースです。いずれも従来の方法に比べて作業時間や費用を大幅に削減でき、スムーズに延線することができました。当社ではこのほか、太陽光発電所建設工事の進捗管理や運転開始後の法面点検などに導入を始めています。

ドローンを活用した配電線作業

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