お知らせ
2016.09.16
ニュースリリース
送電線工事会社の子会社化に関するお知らせ
当社(本社:東京都港区、取締役社長:森戸義美)は、佐藤建設工業株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長:相良明、以下「佐藤建設工業」という)の 発行済株式を取得し、子会社化することといたしましたので、下記のとおりお知らせ いたします。
記
1. 内容
当社は、佐藤建設工業の株主であるあさひリバイタルファンド投資事業有限組合(無限責任組合員 フェニックス・キャピタル株式会社 本社:東京都千代田区、代 表取締役:三村智彦)と株式譲渡契約を締結し、佐藤建設工業の株式を譲り受ける ことといたしました。
これにより、当社は、佐藤建設工業の発行済株式の全株式を取得し、子会社化い たします。子会社化の時期は、平成 28 年 10 月 27 日を予定しています。
2. 理由
当社は、本年 2 月に平成 32 年度を最終年度とする成長戦略を策定し、「営業基 盤の強化」、「事業領域の拡大」並びに「電力安定供給への貢献」を掲げ、グループ一丸となって取り組んでおります。
こうした中、再生可能エネルギーの導入拡大や電力システム改革の進展を踏まえ、電力会社は系統増強や送電設備の信頼性確保に取り組んでおり、今後の架空送 電線工事は増加基調で計画されております。
しかしながら、架空送電線に従事する高所作業員は減少傾向にあり、施工力不足はもとより人材育成や技術・技能の継承が送電線工事業界の重要な課題となっております。
かねてより、当社と佐藤建設工業は、送電線工事用機材をリースする「株式会社 電力機材サービス」を設立し、送電線工事分野における協調体制を築いておりますが、これを機に、電力安定供給の一翼を担う企業グループとして、更に緊密性を高め、わが国の送電線設備の建設・維持に貢献してまいる所存であります。
加えて、佐藤建設工業は、情報通信工事や環境エネルギー工事において豊富な 施工実績を有しており、総合設備企業グループとしてより一層の機能強化を図り、お客様ニーズに的確にお応えする営業・施工体制を構築してまいります。
3. 佐藤建設工業の概要
同社は、関連会社 6 社を有し、独立系の送電線工事会社として全国展開を図り、 高い施工品質と技術力により、電力会社各社及び通信事業者からも信頼を得ており、安定的な経営基盤を確立しています。
なお、同社の概要については、別紙のとおりであります。
4. 今後の見通し
当社の業績に与える影響については、今後の業績予想修正の必要性及び公表 すべき事項が生じた場合に速やかに開示いたします。
佐藤建設工業株式会社の概要
会 社 名 | 佐藤建設工業株式会社 | ||
設 立 年 月 | 昭和21年4月 | ||
所 在 地 | 東京都品川区東大井5-12-10 | ||
代 表 者 | 代表取締役社長 相良 明 | ||
事 業 内 容 | 送電線工事・情報通信工事・環境エネルギー工事 | ||
資 本 金 | 4億4千万円 | ||
従 業 員 数 | 139名 (グループ会社合計 300名) | ||
関 連 会 社 (6社) |
㈱システック・エンジニアリング (連結子会社) エス・ケイ・エンジニアリング㈱ ( 〃 ) ㈱電力機材サービス ㈱エス・アイ・エス ㈱ケイ・テック ㈱タワー・メンテナンス |
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連 結 業 績 | |||
決算期 | 平成26年3月期 | 平成27年3月期 | 平成28年3月期 |
売 上 高 | 11,298百万円 | 11,348百万円 | 10,357百万円 |
営 業 利 益 | 624百万円 | 749百万円 | 550百万円 |
経 常 利 益 | 631百万円 | 778百万円 | 557百万円 |
本件に関する問い合わせ先:
総務部 03-5476-3384