経営方針・戦略

2024-2026年度 関電工グループ中期経営計画

さらにかわる。より豊かな未来をつくる

はじめに

当社グループは、創立100周年を迎える2044年に目指す姿“グリーンイノベーション企業”の実現性を高めるため、2030年度を目標とする「Milestone 2030」と、その実行計画である「2024-2026年度 関電工グループ中期経営計画」を策定しました。

前中期経営計画(2021-2023)では、業務プロセス改革や施工技術革新等による生産性向上、半導体やデータセンターを中心とした成長分野への営業展開などを実施し、業績面では過去最高益を達成するなど、当初公表した目標を全て達成しました。

今後の事業環境については、建設業就業者数の減少が確実視される中で、老朽化が進む社会インフラ・建築設備の更新需要への対応や、脱炭素社会実現への貢献などが求められており、魅力ある会社づくりや従来以上の生産力強化、新たな脱炭素化ソリューションの開発・提供などが必要不可欠となっています。

このような状況を踏まえ、2024-2026年度 中期経営計画では、スローガン『さらにかわる。より豊かな未来をつくる』を掲げ、これを具現化する戦略を推進してまいります。

5つの方向性と事業戦略・経営基盤強化戦略

2024-2026年度 中期経営計画では、5つの方向性のもと、それぞれに関連する事業戦略と経営基盤強化戦略を推進してまいります。

数値目標

Milestone 2030及び2024-2026年度 中期経営計画では、以下の数値目標を掲げ、グループの持続的な成長を実現してまいります。

[Milestone 2030]
2030年度
連結売上高 8,000億円
連結営業利益 600億円
温室効果ガス排出量 2020年度比▲50%
[2024-2026年度 中期経営計画]
2026年度
連結売上高 6,400億円
連結営業利益 450億円
配当性向 40%程度
ROE 8%超
ROIC 8%超
温室効果ガス排出量 2020年度比▲18%
  • 対象:Scope1,Scope2