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2016.08.19

ニュースリリース

「前橋バイオマス発電所 安全祈願祭」を開催

当社は、このたび太陽光、風力、小水力に続く再生可能エネルギー発電事業として木質バイオマス発電事業に取り組むこととし、8月10日、前橋バイオマス発電所建設の安全祈願祭を執り行いました。

同発電所は、当社および株式会社トーセン(本社:栃木県矢板市、代表取締役社長 東泉清壽)が出資する前橋バイオマス発電株式会社(群馬県前橋市古市町215-6、代表取締役 野本健司)が建設するもので、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、群馬県の森林組合等を通じて調達した未利用間伐材等を燃料として発電を行います。

建設地は群馬県前橋市苗ケ島町、敷地面積は約4haで、高い燃焼効率のあるボイラーとタービン発電機、冷却塔などを建設します。発電出力は6,750kWで、平成29年6月に運転を開始する予定です。

神事では、群馬県および前橋市をはじめとする来賓の方々および関係者が出席し、工事の安全を祈願しました。

神事の後、事業主を代表して当社社長は、「当社は、これまで数多くの太陽光や風力発電の設計・施工に携わっているほか、平成24年度より再生可能エネルギーによる発電事業を展開している。今回のバイオマス発電事業は県の森林関係者の皆様のご支援、ご協力を賜りながら、林業振興方策の一環としてお役に立ちたい。」と決意を述べました。

また、来賓の井田 群馬県環境森林部長からは、「経済情勢等の要因から効率的な利用ができなかった群馬県内の未利用材を再生可能なエネルギー源として利用する本発電所を大いに期待している」とのお言葉を頂戴しました。

当社は、これまで使用用途がなく森林内に放置されていた未利用資源等を本発電所で活用させていただき群馬県の林業振興の一助となることを目指すとともに、地域資源循環型の再生可能エネルギー発電に取り組み、地球温暖化の防止に貢献してまいります。

【前橋バイオマス発電所の建設計画概要】
発電出力:6,750kW
(一般家庭 約7,700世帯分)
建設場所:群馬県前橋市苗ケ島町2550-2
稼働開始:平成29年6月(予定)
燃料収集:間伐材及び製材端材 約8万t/年

前橋バイオマス発電所全景(イメージ図)